エクスポート対象のファイルシステムを制御するファイルは /etc/exports ファイルです。このファイルの書式は次のとおりです。
directory hostname (オプション) |
(オプション)は指定しなくてもかまいません。たとえば、
/mnt/export speedy.redhat.com |
では、speedy.redhat.comが /mnt/export をマウントできるようになります。ただし、以下のように指定した場合、
/mnt/export speedy.redhat.com(ro) |
speedyは /mnt/export を読み取り専用としてしかマウントすることはできません。
/etc/exportsを変更するたびに、NFSデーモンに通知して、このファイルに新しい情報があるかどうかを調査させなければなりません。このための単純な方法として、デーモンを停止し、再起動するという方法があります。
/etc/rc.d/init.d/nfs stop /etc/rc.d/init.d/nfs start |
あるいは、次のコマンドによってデーモンを再起動することができます。
/etc/rc.d/init.d/nfs restart |
以下のコマンドでもかまいません。
killall -HUP rpc.nfsd rpc.mountd |