Chapter 14. Linuxconf

 Linuxconfを使用すれば、システムの各種の側面を設定し、制御することができます。Linuxconfに関する完全な説明については、本書以外の情報源を参照してください。その内容は本章よりも豊富です。ここではユーザーの追加やネットワークとの接続などの、一般的な作業を重点的に説明します。

 Linuxconfを使ってシステムを設定しただけでは、変更内容はすぐに有効になりません。変更内容を有効にするには、LinuxconfのGUIバージョンのプルダウンメニューでは、File=>Act/Changesと選択し、WebベースのLinuxconfでは、[Accept]ボタンをクリックし、テキストモードのLinuxconfでは、[Accept]ボタンを選択します。

 Linuxconfの起動

 Linuxconfを実行するためにはrootになる必要があります。ユーザーのアカウントを使用している場合には、シェルプロンプトでsu -と入力し、rootになってから、コマンドlinuxconfを入力します。ディレクトリ/sbinがパス内にない場合は、完全なパスを指定してコマンド/sbin/linuxconfを入力してください。LinuxconfのGUIバージョンを実行したい場合は、GNOMEだけでなく、X Window Systemもインストールしておく必要があります。